木原壯林2

 新着情報 2018.8.24

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています)

異常な猛暑、台風の数、政治の現状を反映しているようです。 

さて、「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」は、718日に、関電の原発が立地する美浜町、おおい町、高浜町の町長に、原発の現状と将来に関する公開質問状を提出しましたが、810日、17日に回答を得ました。 

この公開質問状では、まず、原発は、「近い将来なくなる、または、なくしたほうがよい」と考えるか、あるいは、「原発は存続する、または、存続させたい」と考えるか、の質問をしましたが3町長は全員、「原発は存続する、または、存続させたい」を選択されました。しかし、回答の詳細については、次のように、かなりの差があります。

 美浜町長; 国と規制委員会任せで、町の自主性は全く感じられない回答。 

おおい町長;国策には抗(あらが)えないとしながらも、原発立地の苦悩がにじみ出る回答。 

高濱町長; 国策には抗えないとしながらも、高浜町の原発の存続期間は最長でも60年と明言し、それを見越した町運営も始めていると回答。 

詳細は添付をご覧ください。 

 関電は、822日に、定期点検中の高浜原発4号機の稼働(いわゆる再々稼働)を指せようとしていましたが、819日に、事故時に原子炉に冷却水を補給するポンプの油漏れを起こし、20日には、温度計差込部から噴出した放射性物質を含む蒸気が原子炉上蓋から放出されるという、深刻なトラブルを起こし、再々稼働の延期をせざるを得なくなっています。

原発再稼動は、電力会社にとって、極めて重要で、本来なら細心の注意を払って行うはずのイベントです。しかし、関電は昨年の高浜原発3号機の再稼働時にもトラブルを起こし、今回もまた、再稼働準備中に度重なるトラブルを起こしています。これは、運転開始後33年を越えた高浜原発4号機のような原発では、いろいろな部分の老朽化が進んでいることを示し、その原発を運転しようとする関電に、原発は万が一にも事故を起こしてはならないとする緊張感がなく、そのような体制もないことを示しています。また。原子力規制委員会が「新規制基準」に適合とした原発が、再稼動時に次々にトラブルを起こしている事実は、「新規制基準」は安全を保証するものとは程遠く、規制委員会の審査は、いい加減極まりないことを示しています。 

 私たち「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」は、このような状況の中でも、なお原発を運転しようとする関電を断固として糾弾するために、去る22日に高浜現地で、抗議・糾弾闘争を闘いました。ご参加下さった皆様に感謝いたします。一方、明日25日には15時より、「高浜原発このまま廃炉!関電包囲全国集会と御堂筋デモを行います。高浜原発をはじめとする若狭の原発の早期全廃を勝ち取るために、総力結集をお願いします。

「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」木原壯林(若狭の原発を考える会)

公開質問状回答.pdf
PDFファイル 554.7 KB

 新着情報 2018.8.21

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています) 

 すでにご存知かもしれませんが、高浜原発4号機では、昨9日事故時に原子炉に冷却水を補給するポンプの油漏れを起こし、今日20日には、温度計差込部から噴出した蒸気が原子炉上蓋から漏れたそうです。そのため、関電は、再稼動の延期を発表しました。原発再稼動は、電力会社にとって、きわめて重要で、本来なら細心の注意を払って行うはずのイベントです。しかし、関電は、昨年の高浜原発3号機の再稼働時にもトラブルを起こし、今回もまた、再稼動準備中にトラブルを起こしました。運転開始後33年を超えた高浜原発4号機のような原発では、いろいろな部分の老朽化が進んでいることを示し、その原発を運転しようとする関電に、原発は万が一にも事故を起こしてはならないとする緊張感がなく、そのような体制もないことを示しています。また、原子力規制委員会が「新規性基準」に適合とした原発が、再稼動時に次々にトラブルを起こしている事実は、「新規性基準」は安全を保障するものとは程遠く、規制委員会の審査は、いい加減極まりないことを示しています。 

 このような状況の中で、なお原発を運転しようとする関電を断固として弾劾しなければなりません。 

 再稼動は延期されても、822日(水)には、高浜現地で関電を徹底糾弾する抗議行動を予定通り決行します。皆様のご結集をお願いします。 

原発うごかすな!実行委員会@関西・福井・木原壯林(090-1965-7102;若狭の原発を考える会)

 

8.22高浜原発うごかすな!チラシ.pdf
PDFファイル 189.4 KB

 新着情報 2018.8.11 

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています) 

 暑い日の連続です。つつがなくお過ごしでしょうか。

 ご自身のお命を縮めてまで、人の命と尊厳、自然と環境を守り抜こうとされた翁長知事の壮絶な闘いに、心よりのお礼と痛恨の思い出いっぱいです。 

 ところで、私どもは、8日、9日と、8月21日または22日と予想される高浜原発4号機の再々稼働阻止のための現地抗議行動のデモ申請を小浜署に行い、高浜町の音海地区、鎌倉地区などへのチラシ配布を行ない、昨日は、美浜町、おおい町からの「原発の現状と将来に関る公開質問状」への回答を受け取りに美浜町18人、多い長15人で出かけました。(回答内容については、別途チラシにしてお届けします。) 

 という風に多忙であったため、金曜行動で配布するチラシが簡単なものになってしまいましたが、ここに添付しますので、当面の高浜原発再々稼働阻止行動のスケジュールなど、ご覧戴き、ご参加、ご支援をお願いします。

 若狭の原発を考える会・木原壯林 

2018年8月10 日キンカン翁長知事追悼裏.pdf
PDFファイル 428.3 KB

 新着情報 2018.8.8

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています) 

 先に、「原発の現状と将来に関る公開質問状」についてのおおい町の回答が、8月10日(金)16時からとお知らせしましたが、美浜町、高浜町についても回答日時が下記のように決まりましたのでお知らせします。奮ってご参加をお願いします。 

美浜町:8月10日(金)13時30分、美浜町役場にて 

おおい町:8月10日(金)16時00分、おおい町役場にて 

高浜町:8月17日(金)13時30分、高浜町役場にて 

よろしくお願いします。 

「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」 

木原壯林(若狭の原発を考える会:090-1965-7102) 

 新着情報 2018.8.7

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています) 

猛暑が続きます。お元気でしょうか?公開質問状へのおおい町の回答についてご案内申し上げます。 

 すでにご報告していますように、、「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」(注1)は、去る718日に、原発立地町である、美浜町、高浜町、おおい町の町長に「原発の現状と将来に関する公開質問状」を提出しました。原発に関して大きな発言力を有する原発立地自治体の首長の姿勢は、立地自治体の住民だけでなく、関西一円をはじめとする広域の住民の大きな関心事であり、生存権をも左右する問題であると考えたからです。 

 なお、「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」は、公開質問状を提出後、この公開質問状のコピーを(いわゆる「アメーバデモ」によって)若狭一帯で広く各戸配布し、若狭の皆様に、原発に対する立地町町長の姿勢への関心の喚起を呼びかけました。また、公開質問状のコピーを関西をはじめ、全国にも配布しました。アメーバデモ(7月19日、7月31日、8月1日、8月4日、8月5日)に参加された皆さん(延べ70名)には、酷暑の中、大変お疲れ様でした。体調不良がでないことを願っています。 

 この公開質問状について、おおい町より、810日(金)16時より、おおい町役場で、口頭にて回答する旨の連絡がありました。皆様には、ぜひご関心をお持ちいただきたく、ご案内申し上げます。 

 この回答の聞き取りにご参加下さる方は、下記、木原までご連絡下さい。よろしくお願いします。 

(美浜町、高浜町からは、連絡が未だ届いていません。届き次第ご連絡いたします。) 

「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」

                          原壯林(若狭の原発を考える会:090-1965-7102

 

【(注1):「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」は、「オール福井反原発連絡会(原子力発電に反対する福井県民会議、 サヨナラ原発福井ネットワーク、 福井から原発を止める裁判の会、原発住民運動福井・嶺南センター、 原発問題住民運動福井県連絡会で構成)」、「若狭の原発を考える会」、「ふるさと守る高浜・おおいの会」の呼びかけで結成された団体です。】 

 新着情報 2018.07.24 

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています) 

 関電は、定期検査中の高浜原発4号機について、検査工程の変更申請を原子力規制委員会に届け出ました。915日としていた発電・送電開始を824日に前倒しするということです。通常、発電・送電の23日前に原子炉を起動させますから。821日(火)あるいは22日(水)に起動(いわゆる再々稼働)の可能性が大です。 

一方、関電は、83日から定期検査入りの高浜3号機を10月に稼働させようとしています。 

高浜原発34号機は運転期間が33年を超えた老朽原発で、しかも混合酸化物(MOX)燃料を用いてプルサーマル運転をしています。危険極まりなく、長期の水冷保管を要する使用済み核燃料を残す原発です。定期点検を機に、そのまま廃炉に追い込みましょう

「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」【「オール福井反原発連絡会(原子力発電に反対する福井県民会議、サヨナラ原発福井ネットワーク、 福井から原発を止める裁判の会、 原発住民運動福井・嶺南センター、 原発問題住民運動福井県連絡会で構成)」、「若狭の原発を考える会」、「ふるさと守る高浜・おおいの会」の呼びかけで、昨年8月に結成された「大飯原発うごかすな!実行委員会」を本年6月に改称して設立された団体】は、821または22日に「現地抗議行動」(高浜町)、825日「関電包囲全国集会」(大阪市)を呼びかけています。ご支援、ご参加をお願いします。(添付のチラシをご覧ください。) 

若狭の原発を考える会・木原壯林

 

 新着情報 2018.7.20

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています)

大阪北部地震、未曾有の豪雨、かつて経験したことのない酷暑続き、さらに大きな天変地異を予感させるような日々です。天変地異は避けることが出来ないばかりか予測することすら出来ないことを思い知らされています。こんな状況でも、原発を存続・稼働させるなど、許されるものではありません。

さて、「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」は、728日、若狭の原発の運転や再稼動について、大きな発言力を持つ、高浜町、おおい町、美浜町の町長に、添付のような公開質問状と特別質問状提出しました。公開質問状では、原発の存続、使用済み核燃料、老朽原発運転、重大事故時の住民避難、原発に依存しない町づくりなどについて尋ね、特別質問状では、地震時の原発停止について尋ねています。

公開質問とした理由は、この質問状を、若狭や周辺自治体および広く関西をはじめとする全国に配布し、原発立地・若狭や原発電気を利用してきた関西、全国の皆さんが、原発の是非、原発後の社会を考える端緒にしていただければ幸いと考えるからです。

これらの質問状は、815日を回答期限としています。回答があり次第、その内容をチラシにして皆様にお知らせいたします。

町長、おおい町長、美浜町長の姿勢は、当該自治体の住民だけでなく、さらに広域(例えば、関西一円)の住民の大きな関心事であり、生活や生存の権利をも左右するものです。これらの町長の回答にご注目ください。

添付の公開質問状、特別質問状を広く配布下さるようお願いします。よろしくお願いします。

 原発うごかすな!実行委員会@関西・福井・木原壯林(若狭の原発を考える会)

7.18公開質問状.docx
Microsoft Word 37.2 KB
地震と原発に関る特別質問.asd.docx
Microsoft Word 21.4 KB
地震と原発に関る特別質問).asd.docx
Microsoft Word 26.8 KB
公開質問状の提出と若狭一円各戸配布参加者募集.docx
Microsoft Word 28.6 KB
7.18公開質問状.docx
Microsoft Word 48.2 KB

2018.7.20 キンカンチラシ(公開質問状)1.pdf
PDFファイル 511.5 KB

 新着情報 2018.7.12

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています 

「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」(下記注参照)は、添付しました「原発の現状と将来に関る公開質問状」および「地震と原発に関わる特別質問状」を、関電の原発が立地する美浜町、高浜町、おおい町の町長に次の要領で提出します。 

 美浜町;718日(水)11時より 

 高浜町;718日(水)14時より 

 おおい町;718日(水)16時より 

 また、この公開質問状の若狭一円一斉配布(拡大アメーバデモと呼ぶ)を719日(木)、731日(火)8 1 () 84日(土)5日(日)3回行います。 

公開質問状提出行動および公開質問状の若狭一円一斉配布の意義、これらの行動の詳細、参加の仕方などは、添付のチラシ「公開質問状の提出と若狭一円各戸配布参加者募集」に記してあります。関西各地から配車もします。奮ってご参加をお願いします。 

【(注) 原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」は、昨年8月に、「オール福井反原発連絡会(原子力発電に反対する福井県民会議、サヨナラ原発福井ネットワーク、 福井から原発を止める裁判の会、 原発住民運動福井・嶺南センター、 原発問題住民運動福井県連絡会で構成)」、「若狭の原発を考える会」、「ふるさと守る高浜・おおいの会」の呼びかけで結成された「大飯原発うごかすな!実行委員会」が、本年6月に改称したものです。】 

「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」・木原壯林(若狭の原発を考える会・090-1965-7102

 

新着情報 2018.7.7 

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています) 

異常な気象です。大雨の被害はありませんでしょうか?被災された方には、心よりお見舞い申し上げます。 

司法も異常です。関電大飯原発34号機運転差止め請求訴訟の控訴審で、名古屋高裁金沢支部は、74日、差止めを命じた20145月の1審・福井地裁判決を取り消す不当判決を行いました。 

控訴審判決で、内藤正之裁判長は、おどおどとした様子で、全く自信なさげに、しどろもどろに判決要旨を読み上げました。あたかも、国家権力、関電あるいは最高裁に後ろから拳銃や匕首(あいくち)を突きつけられて、脅迫されながら朗読しているようでした。朗読が始まった直後から、法廷内では、抗議の怒号が飛び交いましたが、裁判長はこれを制止するゆとりすら持たず、朗読が終わるや否や背後の扉から逃げ去りました。 

 政府、関電の意を受けて「原発運転ありき」の裁判を行い、このような判決を下した裁判官には、原発で重大事故が起こったとき、万死に値する責任を取って戴かなければなりません。また、自らの利害のために、三権分立の上に成り立つ民主主義を蹂躙し、司法府を立法府、行政府の奴隷にしようとした裁判官を許してはなりません。 

 ここに、昨日の京都の金曜行動で配布したチラシを添付します。ご参考になれば幸いです。 

若狭の原発を考える会・木原壯林 

2018.7.6 キンカンチラシ(高裁判決).pdf
PDFファイル 343.5 KB

 

新着情報 2018.6.30

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています)

 

623日沖縄「慰霊の日」、中学3年生の相良倫子さんが詩を朗読されました。素晴らしい感性、平和への想い、多くの人が感激の涙で聞きました。それに比べて、次の登壇した安倍首相の人間性のかけらもないスピーチのひどさ。相良さんの詩は、「国の指導者」がとんでもなくても、人の感性、良心、考え方まで奪うことは出来ないことを教えました。

 

 原発に関しても、安倍政権、規制委員会、電力会社は、人々の尊厳を蹂躙しながら、彼らへの利益誘導を行っています。しかし、真実をゆがめ続けられるものではありません。相良さんの朗読を聞き、涙する聴衆の多さを見たとき、脱原発・反原発の民意を実現出来る日は近いと確信しました。

 

 ここに、昨日、京都の金曜行動で配布したチラシを添付します。ご参考になれば幸いです。

 

 若狭の原発を考える会・木原壯林

2018.6.29キンカンチラシ(住民を愚弄する原発).pdf
PDFファイル 443.1 KB

  新着情報 2018.6.22

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています) 

618日午前8時前、大阪府北部を震源とするM6.1、最大震度6弱の地震が発生し、4人が亡くなられ、300人以上が負傷されました。この地震は、1923年に観測を始めて以来、最大の地震です。被災された方には、心よりお見舞い申し上げます。 

この地震の震源地のやや南と一昨年の熊本・大分大地震の震源地は中央構造線と呼ばれる日本最大級の断層で結ばれていて、途中には伊方原発があります。中央構造線を南西に延長すれば川内原発、北西に延長すれば玄海原発があります。今回の震源地・大阪府北部の北北東には若狭の原発群があります。この地震は、南海トラフ大地震の予兆であると多くが指摘しています。南海トラフ大地震が発生すれば、原発重大事故は避けられません。

今回の大地震、熊本・大分大地震(2016年)、東日本大地震(2011年)、阪神・淡路大地震(1995年)は、何れも予知できませんでした。日本のような地震大国では、どこでも、大地震が発生する可能性がありますが、現代科学では、それを止めることはもちろん、予知することすらできないのです。 

一方、原発は人が動かしているのですから、明日にでも止めることができます。重大事故の前に、原発を全廃しましょう! 

原発全廃こそが「原子力防災」です。 

今日、京都の金曜行動で配布するチラシを添付します。ご参考になれば幸いです。 

  若狭の原発を考える会・木原壯林 

F原発に関わる最近の出来事(6月中旬).asd.pdf
PDFファイル 362.6 KB

 新着情報 2018.6.16 

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています) 

 民衆蜂起ろうそく革命ムンジェイン政権の成立南北朝鮮会談米朝会談を経て、南北朝鮮の停戦、東アジアの緊張の緩和へと、ほとんどの人々が予想だにしなかった変革が大車輪で進んでいます。地道な大衆運動の種火を絶やさずにいて、切っ掛けが訪れれば、世の中は大きく動くことを実感できる、ここ1週間でした。 

 原発全廃運動でも、7年前から今までに、同様な経験をしました。2011年の福島原発事故以前の反原発運動は細々としたものでしたが、それでも、反原発運動の種火は消えていませんでした。その火が、福島原発事故を切っ掛けに燃え上がって、大きな大衆運動、裁判闘争に発展しました。また、これらの運動が、原発の安全対策の強化を要求し、安全対策費を高騰させました。そのため、電力会社は、福島原発を除いても9機の老朽原発の廃炉を決意せざるを得なくなりました。また、1昨日には、東電が福島第2原発の全機廃炉を発表しました(これには、汚染水の垂れ流しを容易にする等の魂胆もありそうですが)。一方、脱原発を求める運動は世界各国でも高揚し、国際的にも安全対策費の高騰を招き、脱原発を決意する国、原発輸出から手を引く企業も続出しています。  

 このような流れは、原発(とくに高浜12号機、美浜3号機のような老朽原発)の廃炉も、闘い方次第によっては、勝ち取れるのではないかと予感させるに十分なものです。ますます大きな脱原発・反原発運動を展開しなければなりません。 

 ここに、昨日の京都の金曜行動で配布したチラシを添付します。ご参考になれば幸いです。 

若狭の原発を考える会・木原壯林 

若狭を歩いて(6月中旬~)キンカンチラシ.pdf
PDFファイル 330.6 KB

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています) 

今朝、京都行動で配布するチラシをお送りしましたが、下記のご指摘を受けました。お詫びして、訂正いたします。ご指摘を下さった方には、お礼を申し上げます。  

表面左欄下から4行目「不原発ゼロ」の「不」は不要です。 

裏面右欄の「もんじゅ」に関する会計検査院の報告について、次のご注意を戴きました。
「以前、2011年にも会計検査院はもんじゅにメスを入れていますが、そのときはもんじゅ関連施設として「RETF」の費用835億円をれて計算していました。今回、なぜかこの費用が入っていません。また、固定資産税は96年度~98年度のものは含まれていません。96年度は70億円を敦賀市が課税したと報道されています。3年分で200億円近くになるとみられています。そうすると、実態は1兆2300億円を超えるものとみられます。

大急ぎのチラシ作成とはいえ、調査不足、校正不足で、申し訳ございません。

若狭の原発を考える会・木原壯林

原発に関わる最近の出来事(5月中旬~).pdf
PDFファイル 394.1 KB

 新着情報 2018.5.19

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています) 

大飯原発34号機の再稼動を許したことは、本当に悔しいことですが、この悔しさをバネに、さらに大きな原発全廃の闘いを構築しなければならないと考えます。以下は、若狭の原発に関る当面の課題です。若狭の原発全廃を目指して共に前進しましょう! 

大飯原発34号機は再稼働されたとは言え、大衆運動が高揚し、裁判闘争にも勝利すれば止めることができます。粘り強い原発全廃運動が肝要です。 

昨年再稼働された高浜原発4号機は518日に定期点検に入り、3号機は8月に定期点検入りが予定され、その23か月後に再々稼働されると報道されています。いい加減な定期点検で安全が保たれるものではありません。再々稼働阻止の行動に立ちましょう! なお、高浜原発34号機は、とくに危険なMOX燃料プルサーマル炉です。 

③ 高浜原発12号機(197411月、197511月営業運転開始)、美浜原発3号機(19763月営業運転開始)は、運転開始後40年を大幅に超えた老朽原発ですが、関電は、高浜原発12号機を201910月以降に、美浜原発3号機を20203月以降に再稼働させようとしています。全国の老朽原発の再稼働への道を開こうとするものです。 

 原発は、老朽になるほどトラブル率が急増します。圧力容器の脆化、配管の腐食、配線被覆の老化、資料の散逸など、問題点は山積です。福島原発事故後、老朽大飯原発12号機、伊方原発2号機を含め、福島原発を除いても、9機の廃炉がすでに決定しています。膨大な安全対策費を要する老朽原発再稼働は阻止できる可能性があります。原発の40年越え運転を阻止し、原発新設を阻止すれば、最悪でも2049年には国内の原発はゼロになります。老朽原発再稼働阻止の闘いに今すぐ起ちましょう! 

ここに、昨日(18日)の京都の金曜行動で配布したチラシを添付します。ご参考になれば幸いです。若狭の原発を考える会・木原壯林  チラシはこちら ☚click

 

2018年5月下旬若狭チラシF(4号機再稼働後).pdf
PDFファイル 482.9 KB

2018.5.13 新着情報

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています) 

関電は、314日、59日に大飯原発34号機を再稼働させました。脱原発、反原発の民意を蹂躙し、脱原発に向かう世界の潮流に逆らうものです。 

私たちは、この暴挙を座視してはいませんでした。オール福井反原発連絡会、ふるさとを守る高浜・おおいの会、若狭の原発を考える会の呼びかけで昨年結成された「大飯原発うごかすな!実行委員会」は、大飯原発34号機再稼働阻止のために、313日(100名参加)、14日(70名参加)、59日(100名参加)に、おおい町現地でのデモと原発ゲート前抗議闘争を果敢に闘いました。 

なお、再稼動した大飯原発4号機では、10日、蒸気発生器の水位低下の警報が鳴り、伊方原発3号機では、9日、放射性物質を含む一次冷却水が漏れたと報道されています。ボロボロの原発稼働を許してはならないとの決意をさらに強くしています。

 ここに昨日の京都の金曜行動で配布したチラシを添付します。ご参考になれば幸いです。 

若狭の原発を考える会・木原壯林     チラシはこちら☚click

 

5月11日キンカンチラシ(5.9).pdf
PDFファイル 511.3 KB