たんぽぽ舎辺野古・高江駐在員

  晴れ、風弱く気温が高く辛い1日だった。    

     本日から「共謀罪の適用」が始まった💢。国民の多くが納得してない悪法も施行されてしまえば法律として機能してしまう。沖縄の反基地運動は真っ先にターゲットになる可能性があると思う。初日と言うことでなにが起きるかわからない不安もあったが怖気付く事はできない。

 

    N1付け替え道路の工事は相変わらずのらりくらりのように見える。例えば道路に敷いていた鉄板を全部剥がし道路を削ったりしている。またのり面をユンボで叩いてならしたと思ったら 10分後にはまた、そののり面をユンボで全部削ってしまった。その他の工事としては20mほどのガードレールを一旦取りさり、一旦道をならし、しばらくして元に戻した。以上がだいたい今日1日の作業である。

  1330分ごろから雷の音が聞こえ始めた。抗議船、カヌーはあらかじめ雷が近づく前に退散することを確認し、できるだけ抗議活動を行った。 

1430分雷が近づいてきたと判断して工事現場から引き上げた。 

    毎度のことだが、ここで気になることは海保は私たちに「雷が近づいてきたので帰るように」とスピーカを使って勧告する。当然私たちも雷の接近は把握しているが勧告と前後して撤退する。しかし、工事現場には知らせることは(でき)ない。理由はいろいろあると思うが「省庁が違うと口出しができない」ことが大きな理由とのことだ。工事の人も、海上保安官も、私たち抗議のものも、命の問題が起きた場合はそんなことを言ってるのがおかしい。 

    私たちが撤退中、工事現場を振り返り見ると案の定、重機を使ってまだ工事をしていた。 

    本当にこの国はどうしてしまったのか😓。いつからこのようになってしまったのか非常に残念で悲しい😭 

写真;鉄板を剥がす。