千葉和夫さん 辺野古 カヌー抗議行動 20210826

天候:快晴

 気温:(日中 )32℃

     風:辺野古(海上3→5m/s)

     波:辺野古:20→60cm              

抗議船:3隻(2隻は国会議員)

カヌー:8艇

  天気が良く、海は朝のうちはナギ状態であった。

 写真を見ればわかるがオーシャンブルーの海と真っ青な空が私たちを迎えてくれる。これが本来の沖縄の自然の姿である。

 私は4月15日の事故以来4ヶ月と10日ぶりに海に出てカヌーを漕いだ。海に出る前はカヌーをしっかりと漕げないのではないかと不安であった。

 それでも久しぶりの海は新鮮で潮風は心地よい。

 本日はサンゴの移植に対しての抗議が主である。そのため朝6時20分第二テント集合、という事は4時起きである。

<サンゴの移植>

 沖縄防衛局(日本政府)は強引にサンゴ移植を行っている。8月26日現在、830群体は移植を終え残り約38,000群体の移植を初めている。県は高水温/台風の時期を避けるよう求めているがそんなことを聞き入れる相手ではない。県民の意思を無視し法律さえないがしろ、沖縄には民主主義や法治国家としての法律が及ばないのか、と時々虚しくなる。

 私たちはK4護岸真ん中付近のオィルフェンスの近くに陣取った。ここからサンゴ採集の船が出入りする。ここにカヌーがいると採集船は湾内に入ることが出来ない。他にも瀬嵩(せたけ)にそのような場所があるのでそちらにもカヌーメンバーが張り付く。結局私たちがいた場所からは船の出入りはなかった。

 他の場所も抑えたとのことで結局サンゴ採集船は赤土輸送ガット船が出入りするところから湾内に入ったと思われる。

 しかし、私たちがいることにより作業開始が1時間30分ほど遅れた模様

 また本日は国会議員の屋良朝博さん、赤嶺政賢さんが辺野古の現場視察、カヌーメンバーを励ましなどで訪れた(動画1部分あり)

 国会議員の船が2隻並んで湾内の沖縄防衛局員、海上保安官、工事関係者、マリンセキリティなどに話しかけている。