たんぽぽ舎高江特派員報告 20191028

  天候:曇り/晴れ、風弱く松田ぬ浜はなぎ状態

  K8護岸を目指し自走で漕ぐ。

 K8護岸手前で長島の裏側(辺野古側から見て)を通りガット台船一隻入った。通常3隻くらいは入るが本日は一隻である。その後10分ほどして一隻出て行く。このような一隻だけというのははじめての経験である。先週のゴーゴー5日間"の行動かおおきく効いていると思う。 

 840分:K9護岸前オイルフェンスに到着、この時、先週の土曜日(26)着岸していた台船がカラの状態で離岸した。 

   920分: K8護岸の動きがないので抗議船に乗り込みK9護岸に向かう。カラの台船が接岸している。左遠方、本日入ったガット台船から並んでいるランプウェイ台船にユーホーキャッチャーみたいな巨大なバケツで赤土を移している。「こんなバカなことをあと数十年続けるつもりなのだろうか。いい加減目を覚ましてほしい」などと考えながらカヌーを漕いでいると、抗議船に乗っている仲間が「K8護岸に向かって、ランプウェイ台船が進んでいる」と知らせてくれた。船に乗りK8護岸に急行する。カヌーは全員長島の大浦湾側から入り台船に向かう。 

 私はカヌー隊列の外側を走り得意の*リーン(lean)で仲間をサポートしながら全力で漕いだ。私を拘束しにきた海上保安庁GBは私を拘束しない限り中には入っていけない(中の仲間を拘束出来ない)わたしの後にせまっていたGBはタイミングが取れず一旦私からら離れ、後ろから仲間に向かった。私はそのまま台船に向かったが、距離があるのと息切れが災いして他からきたGBに拘束されてしまう😭 

他のカヌーも善戦したが台船をストップするまでには至らなかった。残念ではあるが、このようなワザを使って仲間をカバーすれば善戦することがわかった。次回はやるぞ‼️ 

(リーン:カヌーを左/右と傾けて曲がる技術、この場合そのような走行するとGBから飛び込むタイミングが難しい、例えば自転車で曲がるとき必ず左右どちらかに傾けて曲がるのと同じ技術

 拘束され松田ぬ浜に送り返されたのは1130分、この時点で午後の行動はK9護岸に1230分からと決めていたが12時ごろから風が強くなり、大浦湾での活動は無理と判断し本日の行動は終了した。 

K8護岸に接岸したランプウェイ台船、すぐにユンボが乗り込み、赤土をダンプカーに積み込む準備を始める。