たんぽぽ舎高江特派員報告20191011

天候:晴れ、風が強い。 

    本日の海上行動は昨日に引き続き中止となった。大浦湾にはランプウェイ台船、ガット台船はまだ戻っていない。台風19号で羽地(はねじ)内海に避難している。 

     私は羽地内海全域が見えると期待して多野岳(385m)”に登った。といっても頂上付近は「入山禁止(名護市)」なので、登りながら見える場所を探した、部分的に見えても全体が見えない😭。 

    やむをえないので国道などから内海に停泊している船の動きなどを見た。      ・ランプウェイ台船:5 ・ガット台船 :10数隻 

横から見ると船が重なっているので正確な数字ではない。 

     結論から言うと「本日正午の時点で動きはない」風も内海で約8m/s、外洋の方を見るとうねりが高く白波も大きい。10m/sはゆうにある。つまりここから船が出るのは明日以降になると思う。 

*しかし、ここで大きな問題がある。羽地内海から大浦湾に向かうランプウェイ台船、ガット台船は 

北回りで大浦湾に向かう事は間違いない。以下参照願いたい。 

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政府が埋め立て承認願書に添付した環境保全図書は、ジュゴンへの影響をふまえて「県内からの資材の運搬は主として南側航路を利用する」と明記してあり、(北回りは)0これに違反する。 沖縄県は今年6月の沖縄防衛局に対する行政指導文書で、ジュゴンの生息域と重なる北側航路の利用が「ジュゴンへ重大な影響を及ぼす可能性がある」として、土砂の運搬と海上搬入の停止を求めている。(しんぶん赤旗 2019621日)***************

羽地内海に停泊中のランプウェイ台船/ガット台船