たんぽぽ舎高江駐在員報告20190529

天候:曇り、雨模様、風強い(安和で最大10m/s以上)

  本日は安和の集中行動日なので私たちカヌーチームも参加した。

   午前10時、安和の海岸から出艇した。桟橋の下からガット台船(輸送船)に近づき、桟橋の船側に張られた網に取り付き、様子を伺った。 

  1040分、「出港の準備ができました」の船上の放送が聞こえてきた。海保GBの動きが慌ただしくなり「危険ですから桟橋から離れてください」と何度もスピーカーで警告をする。 

 1050分、海保隊員が海に飛び込みカヌーに襲いかかってくる。私たちは基本的に非暴力、不服従なので、多少の抵抗はするが、彼らを殴ったり引っ張ったりはしない。バトル(と言っても一方的なもの)が続く。  1150分ぐらいまで続き 全員が拘束される。 

  結局ガット台船が桟橋を離れたのは約12時、入れ替わり次のカラの台船が入ってきたのはそれから20分後であった。 

  結局この間のやりとりをどのように捉えるかにあるが、「出港の準備ができた」の船上の放送から船が出るまでは1時間20分費やしたことになる。 

 1230分、拘束されていた私たちは徐々に解放された。岩壁にはゲート前の人を中心に多くの人が迎えてくれた。私は涙が出るほどうれしかった。このように連携して阻止行動することは非常に大事だと思う。通常ガット台船は一日に3隻赤土を満載し安和から出港するが、本日は2隻目の出港は無理だと思う。つまり、一隻に抑えたと言うことだ‼️ 

  昼食後、カヌーチームは琉球セメントゲート前のダンプカーに対する阻止行動に午後3時まで参加した。 

多くの人がカヌーチームの応援に来ている。彼らはこの後、琉球セメントのゲート前でダンプカーの阻止行動を行う。炎天下本当にありがとうございます。