たんぽぽ舎高江駐在員報告 20190305

天候:曇り時々晴れ間、朝のうちは風弱く海は凪状態、10時ごろから風が上がり、昼には海上で風速810m/s。 

<N4護岸8護岸> 

    本日朝の新聞で「辺野古8護岸着手」と報道された。これはどのような意味を持つのだろうか? 

     私は何度も書いているが、これまでの護岸工事とは大きく異なって、辺野古/大浦湾に壊滅的な影響を与えると思われる。つまり、潮流は完全に閉ざされる。サンゴをはじめ海の生き物は微妙なバランスをとりながら生きている。それが大きく崩れることにより多くの生物が死滅する事は必至だと思う。なぜこれまでして〝人類の宝と言われる海を守ろうとこの政治家は考えないのだろうか?一度壊した海は元に戻る事はありえない😡💢 

     8工事に対して沖縄県知事が中止を求めているが、そんなことに聞く耳を持つ政権担当政治家はいない。しかも、首相以下口を揃えて「真摯に受け止める」と言っている。辞書によれば真摯とは〝真面目でひたむきなことと書いてある。とてもこの言葉を知っているとは思えない💢 

カヌーチーム> 

     私たち辺野古ぶるーは危機感を持って、早朝松田ぬ浜を出艇した。午前中から午後2時ごろまでは*汚濁防止幕の設置であった。私たちは午後から風が強くなったので船の監視に委ね、海からは引き上げた。午前中は2度フロートを越え阻止をしたが工事現場まで到達できなかった。 

*汚濁防止幕:名前を聞くと、これを張ると工事中の汚濁が外に漏れないようなイメージがある。今回使っている防止幕はフロートの下に3mほどのカーテンがぶら下がっているだけである。海の底が凸凹で5m10mと深い場所もある。また当然、波/うねりがあるので汚濁はほとんど防止できず周りの拡散することが現実である。 

汚濁防止(しない)膜の設置