たんぽぽ舎高江駐在員報告 20171216

     午前中は天気晴れ、比較的暖かい陽気だ、午後は一転して空が真っ暗になり雨が降ってきた。したがって、私たちの行動は午前中で終了した。

     今日は2つの大きな行動があったので順を追って説明する。 

石材の海上運搬に抗議> 

    沖縄県本部町(もとぶちょう)の本部港から辺野古新基地建設に使う石材の海上運搬が始まった。本日は10トンダンプカー約150台分の石材が作業船で辺野古に運ばれた。私たちは抗議行動のため早朝6時に第二テントに集合し4隻の抗議船に乗り出航した。午前850分ごろになり、船の姿が見えてきた。作業船と並走し抗議する予定であったが、海上保安庁のGBで船の両側を挟まれ、海保3名が乗り込んできた。私たちは定員10名の船に10名載っていたので3名が乗り込むと船が大きく傾いた。明らかに定員オーバーだ。こんな簡単なことがわからないわけは無い。彼らはこういうことを取り締まるプロである。次に高圧的に船長の自由を奪い、船のキー🔑を奪った😡。理由は「危険である」と言うものであるが、私たち以外に目撃者がいない海の上だからこんなことが当たり前に通ってしまう。まるで海賊行為だ💢。法治国家である日本でこんなことが行われているとは誰もわからないでしょう。20分くらいこの状態が続き作業船がはるか離れてから解放された。 

<追悼式> 

    長年、海で辺野古新基地反対の運動を行っていた私たちの大事な仲間が最近亡くなった。

    その追悼式が辺野古の海で行われた。石材の海上輸送抗議活動に時間がとられたので1110分ごろから始まった。カヌーの仲間20名、船3隻で一例に並びシュワブ岩近くまで行き、Kさんのお祈りと全員の献花で仲間の冥福を祈ってた。私は本当に悲しかったが、悲しんでばかりはいられない、この目の前で行われている無益な行為、つまり海を埋め立て、戦争のための基地を作ることを阻止しなければならないと強く思った。これはなくなった仲間の本当に強い思いでもある。彼はきっと私たちを見守ってくれていると確信する。 

全員でパドルを上げて、仲間の冥福を祈る。

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