たんぽぽ舎高江特派員報告 20201214

 天候:曇り

気温:(日中 )19℃
風 :45m/s

波高:0.30.5m

・抗議船   6

・ゴムボート 1

・カヌー🛶 27
<はじめに>

 本日は "土砂投入2年、海上アピール行動" を辺野古の海、K8護岸の前で行った。

 辺野古の海に赤土が投入されて今日で丸2年、思えば2年前の土砂投入の日、それを目の当たりにし、とても冷静にその光景を見ていることができなかった。知らず知らずのうちに涙が出て止まる事はなかった。 

 その後、沖縄県民は「県民投票や選挙」で辺野古新基地建設反対を主張してきた。しかしそんなことに聞く耳を持たない政府は強引に工事を進めてきた。

 私たちはそれに対し大きな怒りと決してあきらめない精神で対抗してきた。

 しかし最近は沖縄防衛局、政府は力と金に任せ大型船などを投入沖縄県を力でねじ伏せる構である。いや、ねじ伏せが始まっていると感じる。毎日現場に出て見ているとこれが現実であり、ここは植民地かとさえ感じてしまう。  

<本日の行動>

 前回1121日のアピール行動より3艇少なかったが

 午前8時40カヌーが松田ぬ浜を一斉に漕ぎ出した。

 日こそ射していなかったが海の状態は非常に良く、また風も12m/sとカヌー🛶 🛶を漕ぐには最も条件が良かった。30分ほどでK8護岸前のオイルフェンスにたどり着き、前回同様、全国から贈られたバナーを取り付ける。

 9時30ごろから抗議集会が始まる。

.シュプレヒコール

.闘いの中でなくなった仲間に対して平和の祈りを行う。

.歌を歌い集会を盛り上げる。

.参加者からの訴え

.アピール文読み上げ

.団結がんばろうとシュプレヒコール

 以上の内容で密度が濃く、集会としては素晴らしいものになった。

 上記6番を終了してすぐ私たちはオイルフェンスを超え抗議をし、阻止行動を行った。20人がフェンスを超えたが、あっけなく拘束される。私たちの本日の集会を海上保安庁が把握していて、投入する保安官が多かった💢😡。 

 抗議と阻止行動により「私たちは決してあきらめない」との意思表示が出来たと思っている。 

<抗議集会への妨害行為>

 私たちは罵声を浴びせたりはすることなく粛々と集会を行っているが、オイルフェンスの近くまでセントラル警備の船が来て、スピーカーをこちらに向け大音量の言葉をぶつけてくる。

静かに喋っている私たちのスピーカーの音声はとても聞こえない。私たちの集会をやってる間休みなくこのような行動やる。これに対して私は怒りとかじゃぁなくて、日本国民の質があまりにも低いと言うことで悲しくなってしまう😭💦。毎日殺し合いをやってるわけじゃないので "相手が喋ってる時は静かに聞く" そのような姿勢は最低のマナーとして必要だと強く思う。政府や沖縄防衛局から「集会の妨害をしろと」命令が出ているとは思えない。

 私は私自身が人間として甘いのでついこのように考えてしまう😭💦💦 

K8護岸手前で抗議する。