たんぽぽ舎高江特派員報告 20201001

天候:晴れ
気温:(日中 )28℃
風 :朝2m/s→8m/s
波高:朝約20cm →1m
 本日は久しぶりで抗議船平和丸に乗り海に出た。カヌー🛶と違って抗議船は目線が高いのでおもわぬ発見もある。例えばはるか遠くのK9護岸の作業状況などがよくわかる。
 今日のカヌーチームは松田ぬ浜から自走(船に乗らないで自分で漕ぐ)でK8護岸に向かった。そのため大浦湾に入ってくるガット台船に対しての抗議は間に合わない。
 これは久しぶりで本土から参加した人がいてじっくり漕ぐことを優先したためである。
 K8護岸、K9護岸現場では赤土の陸揚げが始まったばかりで終了するのは双方とも23時間かかると見込まれる。 長々を越えて大浦湾側に回りまず監視をする。
 そのあとK8護岸前で待つこと2時間以上、実際のランプウェイ台船の入れ替えが始まったのは1120分。即拘束され松田ぬ浜に戻される。
 *今日は船に乗ったこともあり感じた事は、この新基地が完成したとしたらなんとか100年ぐらいは持つだろう。しかし、その後はどうするつもりだろう。「辺野古が唯一」とほざく政治家は数が多いがそのことに言及した政治家は1人もいない。使わなくなった廃墟は原発同様「俺は知らない」「その頃俺はいない」と思っているのだろうか、はたまたそこまで考えが及ばないのだろうか。または未来の人が莫大なお金をかけて砂の最後の1粒まで取り除いて自然を取り戻すとても考えているのだろうか。今さえよければと思っているに違いない。情・さ・け・な・い。
 車などを考えて欲しい。最後の廃車の瞬間まで責任はある。ものを作ると言う事はそういうことである。

<写真>辺野古ぶるーメンバー長島を越えて大浦湾に向かう。これだけ見ているとカヌーを楽しんでるように見えるが、、、。