たんぽぽ舎高江駐在員報告 20190118

天候:晴れ、風弱く海は凪状態、気温低い、朝約16、日中約19℃ 

  今日も大浦湾K9護岸に行った。朝825分ごろに護岸近くのフロートに到着、いつもなら朝8時からダンプカーが護岸に並び、台船から下ろされた桟橋を渡り土砂(赤土)をいっぱいに積み込み忙しく動き回っているが、今日はダンプカーが3台のみ待機してるだけで動きがない。そのような状態を約2時間続け10時過ぎから約2時間遅れてダンプカーが台船に乗り移り始まった。何らかのトラブルがあった模様。 

  私たちはこのタイミングでフロートを超えた。通常ランプウェイ台船が移動する時以外はフロートに入ってもまるで効果がないことはわかっている。しかしこのような状態で黙って毎日見ているより何らかのアクションを起こし相手の様子をみるのも1つの方法と思う。 

今日の拘束時間はおよそ50分、カヌチャリゾート前で私たちの抗議船に乗り移り解放された。蛇足ながらこのまま瀬嵩の浜まで運ばれたら1時間10分ぐらいかかっただろう。 

<拘束→送還> 

    通常、私たちは拘束された時は最も遠く、しかも外洋に近く危険な開口部(船の出入り口)まで運ばれ、ここから瀬嵩の浜に帰ることになる。その1/4位の場所で瀬嵩の浜に近い所にも開口部はある。ここは波も穏やか、何より瀬嵩の浜まで短時間で行くことができる。しかし彼らはいろんな理由をつけて、そこから出そうとは決してしない💢。 

   つまり、彼らの今やってる事は単なる意地悪または私刑(リンチ)としか思えない。  彼らは私たちを拘束(身体の自由を奪い)GB (ゴムボート)の上に乗せて最大1時間50分もかけて浜まで送り返すがこの時、私たちに対してその理由(法的根拠)行く先、その時間などは一切告げることはない。たとえトイレに行きたくても、急病人(船酔いなど)が出ても、それに対応する事はほとんどない。 

    私たちはこの理不尽なやり方に慣れてしまい、それにあまり疑問を持たなくなってしまってはいないだろうか?誰が考えても明らかにおかしいと思う。私たちは奴隷や捕虜なのだろうかと思う時もある。このような扱いに対しては毎回、強く抗議していこうと思う。 

台船にダンプカーが入ってきて土砂(という赤土)を積み込み開始