たんぽぽ舎高江駐在員報告 20180703

  天候、曇今にも雨が降りそう。 

    台風一過晴天とまではいかずなんとなくぐずついている。海は荒れ模様でカヌーを漕ぐにはちょっと厳しいか?

    しかし、第二テントに20人近く集まり第一テント班、第二テント班の2手に分かれテント設営及び内部の展示物などを元に戻す作業を行った。私は第一テントを担当した。前にも何回か書いてるが手際が良いので、見る見る間にテント2張が出来上がり、中の机、展示物などを並べ終わるのも25分位で終了した。第二テントに戻ってみるとこちらも大体終わっていた🎵。 

    その後、汀間港(ていまこう)を掃除するということになり数人で向かった。この港は大浦湾の北側にあり、私たちの抗議船も何隻かはここから出ている。従って、台風の後などは積極的に港の掃除に行った方が地元の海人(うみんちゅ)との関係も良好となる。 

現場に行ってみると、風との関係か今回は流木などのゴミの流れ付は、ほとんどなくここで解散となった。 

   私は帰り道、通称「お山」と言われる海抜50mほどの山に「一人で」登り大浦湾の台風での荒れ状態を観察した。

   話は変わるがこの小さな山は私にとっては悲しい思い出が多くどうしても1人で登りたかった。 

   その一つは先日亡くなった私たちの船長Sさんが病を押して、ここから毎日状況を無線で飛ばし、私はそれを聞きながら適切な動きができ非常に助かった。 

    もう一つはこの近くの瀬嵩(せたけ)の「海と風の宿」にお世話になっていた時、ここでの飼い犬「ぐなぁちゃん」が数週間前、向こう側に逝ってしまった。いつもカヌーが終わって帰ってから毎日散歩して、このお山に登ったり、浜で遊んだり、遠くまで行って帰りは私が抱っこして帰ったり、本当に楽しく過ごした。 

    お山から見る大浦湾はかなり怒っているようだ。ここに張ってあるフロートやツノ付きフロートは大きく揺れ、真っ直ぐだったものがかなりに曲がっている。所々破壊され、今行けばカヌーで普通に入っていけそうだ💢。なんと愚かなことだ。そもそも自然に勝てると思っているのであろうか。またこのフロートを修繕するのに何日間もかかり、当然莫大なお金がかかる。 

大浦湾のフロート、とてもまっすぐとは言えない。(お山から