たんぽぽ舎辺野古駐在員 20170802

 

 天気晴れ、風がありでも気温高い。 

工事現場は昨日に引き続き台風対策で大わらわであった。所詮人間は自然の摂理には勝てない。

   朝私たちカヌーチームは消波ブロック製造現場下を目指した。行く途中ドクロ💀下ではすべてのフロート、オイルフェンスが取り払われ広々とした美しい海が広がっていた。またウミガメが産卵すると言われる砂浜も数百mわたり広がっていた。 

  消波ブロック製造現場では根固め袋材で今まで作った50mほどの道の先端部分をしっかりと固めていた。これも台風対策だ。

  10時ごろから私たちは長島を目指してカヌーを漕いだ。長島からは大村湾、辺野古の展望が見える。 

大浦湾に張られたフロート、オイルフェンスの全長は6.5kmある。その他、汚濁防止膜などを入れると8km位はあると思われる。それを専門の業者が次々と外し陸のほうにタグボートで牽引している。また、大浦湾で仕事をしていた大型の船が外洋に向かって出て行く。私はそれを見ながら「辺野古新基地建設を断念したのか」と一瞬思った。 

  しかしそうでない事は明白だ、例えば陸のゲート前では昨日は道路交通法違反で逮捕者が出た。また今日も同じく逮捕者が出た。砕石を運ぶダンプカーも10t車20t車と強化されている。 

  台風で海の作業が止まっても、「そんなことは関係なく資材を運び込み、基地の中に山と積んでおけばいい」と判断しているのだ。むなしいではないか😫😫😫 

  海では台風対策だけなので抗議や監視活動は必要ないと判断し、私たちは午前中で切り上げることにした。 

大浦湾のオイルフェンスをバラしている。この付近に滑走路先端部が来る。海流の変化によりこの付近の生物はどのようになるのか皆目見当がつかない💢。こんなことを許して良いのか?