2016年4月9日の沖縄から たんぽぽ舎会員レポート

   本日は辺野古総合大学の前座でカヌーの話を約20分間しました。キャンプシュワブ前に通っている人たちも海のことについてはあまり知りません。各々が自分の過去の体験からこんなもんだろうと思っているだけの人もいます。そこで辺野古ブルーは海で何をしているのか?海上保安庁、沖縄防衛局、アメリカ軍警などと戦うために臨時制限区域内に入っているわけではない。ボーリング調査などの作業に対して抗議するとともに作業を止めてもらうことに主な目的がある。その結果海上保安庁などが政府の要請により我々を拘束する。またその拘束の仕方も具体的に話をした。その他台船とはどういうものかボーリング調査の具体的な方法、制限区域に設けてあるフロートの話、海上保安庁が乗っている戦車並みのゴムボートの話、拘束されて辛いこと、例えば夏でも水は飲めないことなどを話しした。具体的に話をしたので割と好評だったのではないかと思っている。質問もありそのうちの一つは「身柄を拘束されて残ったカヌーはどうするのですか?」などとかなり核心部をついたものもあった。前座としては有意義だったと思う。